中学不登校から、上智大学 総合グローバル学部 合格まで
私が彼女と出会ったのは、
彼女が中学2年生の1月でした。
中学3年間の登校日数は、
合計38日(プリントを取りに行く日含む)
修学旅行には参加できましたが、
定期テストも受けていなかったため
通知表の評価もありません。
それでも、
彼女は僅かな可能性を信じて進み続けました。
中学3年分の勉強を1年で
中学2年の1月から私と家庭教師、
中学3年の4月から塾も追加しました。
中学3年間分の勉強を、
1年で取り戻す挑戦です。
模試の結果は徐々に上がっていきました。
しかし内申点はどうにもなりません。
彼女は不登校に理解のある
私立高校に合格。
(入試の点数が合格点に届けば合格)
入学後の成績は
学年で2位。
部活動にも入り
一見、順調そうだったのですが、
彼女はこうも言っていました。
「学校は無駄な時間が多い」
「自分のペースでやりたいことを勉強したい」
悩みに悩んで
高1の秋、通信制高校へ編入。
「私は勉強して、行きたい大学に行く」
しかし、完全に止まった時期
通信制高校に編入後、
めっちゃ落ち込みます。
「やっぱり高校やめなきゃよかったかな」
「せっかく入ったのに。
私は、また、できなかった」
まあ、そりゃそうですよね。
まじめで良い子なので。
自分を責めて
後悔して
でも、ある日、ふっきれたようで
「今日から勉強する」
高2の夏から塾も再開しました。
高校生になってからは、
私とは授業ではなく
元気がなくなったときのお話相手であり
進路相談の先生。
進路・受験はいつも二人で決めました。
「得意で好きな科目だけで勝負しよう」
興味のない勉強は向いていない子です笑
科目が多い国立は受けない。
その代わり、
- 好きな科目
- 得意な分野
だけに集中。
これは、この子に合った戦い方です。
英語の成長(ここが本当にすごい)
中3の夏休み時点では、
英検は3級ギリギリ受かるか落ちるか。
慎重派の彼女は
英検3級は受けませんでした。
中3受験終了後、ふっきれたんでしょう。
- 準2級 合格 (中3 3月)
英語は受験勉強の時から波に乗っていたので、高得点。
英検2級も受かるスコアだったのを見て、即英検2級も申し込み - 2級 合格 (高1 4月)
これはギリギリでしたが、合格は合格です - 高3の7月、英検準1級 合格
準1級は、
4&5回目で2つとも合格。
SCBTに2週間で2つ申し込みました
1〜3回目の受験は、
あと2問分くらい足りない。
「英作文の問題を読み間違えた」
「今回は文法やらかした」
「あと2点だったのに・・・」
「もう呪われてるとしか思えない」
って言ってましたね。
それでも、
諦めませんでした。
進学先:上智大学 総合グローバル学部
最終結果は、
上智大学 合格。
他も多数合格。
しかし、えっ、ここ落ちたの?
みたいな結果もあります。
むしろ、しょっぱなは連続で落ちています。
緊張かな。
ふっきれないと、実力が出ないタイプ
途中で止まって、
回り道をして、
何度も立ちあがった結果です。
最初に連続で落ちても
お母さんが後ろ向きな言葉を一切かけずに
信じて見守ってくれて
本当にありがとうございました。
お母さんも本当は心配性で
不安しかなかったでしょうに・・・
当初は悲しかったですが
英検準1級でいっぱい落ちたことも
それでも最後に受かったっていう
経験がすごく強かったはずです。
この合格が教えてくれたこと
この子は、
- 継続して頑張れるわけじゃない
- やりたいことしか頑張れない
- 落ち込むときは落ち込む
- とりあえず、びびり
それでも、
- 自分に合う場所を選び
- 戦う科目を絞り
- 最後は自分を信じた
ただ、それだけ。
不登校=終わりじゃない
登校日数が少なくても、
回り道をしても、
落ち込む日があっても
ちゃんと前に進んでいる
必要なのは、
- 自分を信じる
- 無理はしないけど、やれることはやる
そして、
信じて見守ってくれている
お母さんの存在が大きい
最後に
彼女は、優しくてまじめな女の子です。
おとぼけさんで、好きなことしかやらない。
しっかりしているけど、抜けている。
人前で話すのが好きだけど、めっちゃ緊張する。
基本的にびびり。
彼女は最後まで
自分ができることをやめなかった。
自分で自分を信じれるようになるぐらい
たくさんチャレンジしてたくさん努力した。
それだけです。
本当によく頑張りました。
